先週の菊花賞は定石どおりDダークを買っておけば当たりやすいというところで、会心の一撃ではあったものの、的中された方は多かったかもしれません。当て続けることで認められる。今週もがんばります。
さて、第140回と節目を迎える天皇賞(秋)。
例によって展開面から考えます。
今年のメンバーをみると、絶対的な逃げ馬が不在。宝塚記念馬エイシンデピュティが⑰番を引いてしまったことで、これが行くとしてもスタートからハナを切るまでに脚を使います。その間に①コスモバルクが行くかもしれませんし、⑧キャプテントゥーレがハナの可能性もありえるし、⑬マツリダゴッホが行ってしまうことだって・・・みんな牽制し合ってまさかのウオッカ先導が今年ならあり得るかも。。基本的に戦法が不確定な③カンパニー以外の1~3枠の馬は先行~好位差しタイプで、東京芝二千を考えると願ったり叶ったりではあります。まあどのみちスローの流れでしょう。
いや、本当にスローで流れるのか?
天皇賞(秋)の歴史をひも解いてみます。
以下、過去5年のラップと上位3頭のローテーションを見てみます。
04年(稍)1:58,9
1着⑬ゼンノロブロイ・・・・・・・前走 京都大賞典2着
2着④ダンスインザムード・・・前走 秋華賞4着
3着⑧アドマイヤグルーヴ・・・前走 京都大賞典4着
前半5F60.1(12.6 - 11.4 - 11.8 - 12.2 - 12.1)
後半5F58.8(11.8 - 11.9 - 11.4 - 11.4 - 12.3)
05年 2:00,1
1着①へヴンリーロマンス・・前走 札幌記念1着
2着⑬ゼンノロブロイ・・・・・・前走 英インターナショナル(芝2080m)2着
3着⑫ダンスインザムード・・前走 府中牝馬S8着
前半5F62.4(13.4 - 11.5 - 12.1 - 12.5 - 12.9)
後半5F57.7(12.3 - 11.8 - 11.0 - 11.2 - 11.4)
06年 1:58,8
1着⑭ダイワメジャー・・・・前走 毎日王冠1着
2着⑩スウィフトカレント・・前走 オールカマー4着
3着⑮アドマイヤムーン・・前走 札幌記念1着
前半5F58.8(12.8 - 11.3 - 11.3 - 11.4 - 12.0)
後半5F60.0(12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.2 - 12.5)
07年(稍)1:58,4
1着①メイショウサムソン・・前走 宝塚記念1着
2着⑨アグネスアーク・・・・・前走 毎日王冠2着
3着⑥カンパニー・・・・・・・・前走 関屋記念1着
前半5F59.6(12.9 - 11.5 - 11.7 - 11.6 - 11.9)
後半5F58.8(11.9 - 11.9 - 11.5 - 11.4 - 12.1)
08年 1:57,2
1着⑭ウオッカ・・・・・・・・・・前走 毎日王冠2着
2着⑦ダイワスカーレット・・前走 大阪杯1着
3着②ディープスカイ・・・・・前走 神戸新聞杯1着
前半5F58.7(12.6 - 11.1 - 11.5 - 11.9 - 11.6)
後半5F58.5(11.6 - 11.7 - 11.3 - 11.3 - 12.6)
昨年は天皇賞の歴史の中でも本当にハイレベルだったことがわかります。前後半がほぼ均等なラップで流れるということ自体、上位陣の中ではウオッカよりその流れを作ったダイワスカーレットの能力の高さがより浮き彫りになるレースでした。牝馬で有馬記念を勝つくらいですからね。
そういった何十年に1頭の馬が引退した今年、昨年並みのラップになることはないと見ます。ただし稍重の年でも1分58秒台の決着があるように、そうでなくともまだまだ時計が速い芝状態。高速決着は必至です。となると、元々スローになるのではないかという見解(前半60秒台まで遅くなるとは思えません)からも、おそらく後傾ラップになるはず。04年若しくは07年の流れに近いかもしれません。
04年は京都大賞典からの組が2頭、07年は宝塚記念から1頭馬券に絡んでいることから、長距離志向の馬は少なくとも1頭馬券に入れる必要がありそうです。
あとはマイラー~中距離志向の馬を2頭。04年と07年はそういう傾向です。メンツをみると切れ者系のイメージの馬が多いように思えます。
なお、04~08年を振り返ると、血統的には断然サンデーの血(ここ2年はAタキオンも活躍)、そして不利と言われながらなぜか外の7枠ばかりが来ている傾向。コース形態から有利とされる1枠の台頭も目立ちます。また、有馬記念同様、前年好走馬はみなパフォーマンスを下げていますね。連覇したSクリスエスは3歳⇒4歳時。Tオペラオーも5歳秋には勝てませんでした。4~5歳馬が中心のレースということもこの辺に表れているように思えます。データで各紙面に言われるように、過去10年で6歳以上の連対は中山開催時のNトップロードの2着だけ。府中の鬼シンゲンは6歳。。一先ずシンゲンだけを残して、6歳以上の馬は無条件で消します。
この時点で昨年4~6着の③カンパニーと⑱エアシェイディ、⑭サクラメガワンダーがやっぱり本番ではチョイ足りずのあたりでもあり、残念ながら馬券圏内突入ならずということで消去。また、ウオッカも毎日王冠のパフォーマンスが昨年より落ちたことから連覇までは行かないとみて、2着指定席の対抗評価へ。
②スクリーンヒーローは休み明けはともかく、速い競馬への対応ができないタイプ。JC勝利時も時計は速くなかったし、昔ラジオN賞やセントライト記念で馬券を取らせてもらった時からのイメージが「タフな馬場でこそ」。ここで好走するのは厳しいとみて無印。
⑧キャプテントゥーレは父Aタキオンで母父トニービン。いかにも、の血統ですが、こちらもスクリーンヒーローと同様のイメージ。成長力でこなしてしまうかもしれませんが、初めての厳しいレース(皐月賞勝ちは当然能力がなければできない芸当ですが、恵まれた感は否定できません)で来るイメージがわかないので思い切って無印に。これはもう運です。
このあたりで残っているのは
⑤ヤマニンキングリー
⑥アサクサキングス
⑦ウオッカ
⑩シンゲン
⑪スマイルジャック
⑫ドリームジャーニー
⑮オウケンブルースリ
この中から休み明けでかつ速い上がりが使えない⑥アサクサキングスを消去。となると、長距離タイプで残ったのは⑮オウケンブルースリのみ。これまで本当に長距離主体で使ってきただけに二千mへの対応が確かに微妙なので勝ち切るかどうかは別として、復活の⑮オウケンブルースリを3連複の軸として本命に推せそうです。
(04年ゼンノロブロイも長距離主体の使われ方をしていましたが、2走前に宝塚(4着)で中距離の流れを経験していました。ただ、京都大賞典のラップを比較すればオウケンブルースリとゼンノロブロイ時はほぼ近いため、オウケンも天皇賞の流れに対応できなくはないことを示しています。)
◎⑮オウケンブルースリ
残った⑤ヤマニンキングリー、⑩シンゲン、⑫ドリームジャーニーは中距離志向タイプで、血統、上がり、どの条件を見ても府中二千、天皇賞の歴史に立ち向かえます。⑫ドリームジャーニーは左回りがもたれるということだけどうしても疑問が残り3番手まで下げますが、疑問に思えた長距離の春天での3着好走(本格化)が宝塚1着の裏付け。人気にならないところがこれまた非常に怖いです。もしかしたらドリジャニが長距離志向の馬でオウケンがこける、ということもあるかもしれません。。(※)
大穴に器用な競馬もできる⑪スマイルジャック。マイラータイプで2走前は1番の上がりで32.5を記録。人気薄でダービー2着の実績もあり母父サンデー。天皇賞に三浦「皇」成、若手の2週連続GⅠ勝利=世代交代。。こりゃあ前走の凡走だけでノーマークにはできません。。
ということで馬券をどうするかですが、既に3連複の軸としてと言っているので、◎⑮オウケンブルースリから3連複で流そうと思いましたが、(※)という可能性もあるので、ボックス馬券で勝負しましょう。プレミアムのおかげで⑦⑩⑮で決まってもほぼトントンなのでいいでしょう。
3連複ボックス⑤⑦⑩⑪⑫⑮
資金に余裕があれば馬単ウオッカの2着付けも買いましょう。
2週連続的中を期待します!
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